５月補聴器相談会を終えて

５月３日、そして昨日の９日、『補聴器相談会』を開催しました。
とりあえず５月の『補聴器相談会』は終了しましたが、普段の通常の営業日も、当店には認定補聴器技能者が常駐しておりますので、いつでも何でもご相談下さいませ。
当店では補聴器本体を１～２週間お貸し出ししており、ご自宅や職場等で実際に試聴していただくことをオススメしております。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。

よく勘違いされる方がいらっしゃいますが、補聴器は買ってすぐに使いこなせるというものではありません。
補聴器は音を増幅する道具なので、会話だけでなく、今まで聞こえていなかった必要のない雑音まで聞こえるようになります。
よって使い始めてすぐの頃は「雑音が気になる」「自分の声が変な風に聞こえる」「食器のガチャガチャぶつかる音がうるさい」という風に感じることが、どなたでもよくあります（最近は雑音がかなり抑えられた高性能の補聴器が多数登場してきました。しかし、雑音が全く入らないという補聴器はありません）。
補聴器は一般的に、最初は疲れない範囲で短い時間だけ使い、徐々に装用時間を増やしていって耳に慣らしていくものです。
その過程で必要に応じ、補聴器の調整（音量・音質等の調整、他）を行い、お一人おひとりの「ご希望の聞こえ」に近づけていきます。
つまり完全に使いこなせるようになるまでに、何回かの補聴器の調整は必要なことなのです（再調整なしですぐに慣れてしまう方もいらっしゃいますが…）。
ここ最近「よそのお店で補聴器を買ったが、ガーガーと雑音が入って一回も使っていない」というようなご相談をよく耳にします。
それは補聴器本体が悪いのではなく、適切な調整が出来ていないということも考えられます。
こういった場合、すぐに新しい補聴器に飛びつく前に、その補聴器の能力が十分発揮されるよう、まずはお求めになったお店等で再調整されることをオススメいたしております。
当店ではお求めいただいた補聴器の再調整は何度でも行っております。
「何度も調整をお願いするのは申し訳ない…」
と遠慮される方もいらっしゃいますが、我慢なさらずにお気軽にご相談いただけたらと思っております。
以上が５月の『補聴器相談会』を終えて感じたことでした。
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